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[日曜特選] *** 弦 哲也 彈き語りの世界/音樂生活45周年記念 [IV] *** (1) ふたり 酒 (2) やんちゃ酒 (3) 潮來雨情

무정애환 2011. 10. 3. 13:42


    ふたり 酒 弦哲也

    生きてゆくのが つらい日は
    おまえと酒が あれば いい
    飮もうよ俺と ふたりきり
    誰に遠慮が いるものか
    惚れたどうしさ おまえとふたり酒
    
    苦勞ばっかり かけるけど 
    默ってついて 來てくれる
    心に笑顔 たやさない
    今もおまえは きれいだよ
    俺の自慢さ おまえとふたり酒
    
    雪がとければ 花もさく
    おまえにゃきっと しあわせを
    おいでよもっと 俺のそば
    つらい淚に くじけずに
    春の來る日を おまえとふたり酒
    





やんちゃ酒  弦 哲也
 
お酒飮まなきゃ いい人だけど
飮んだら やんちゃの 惡い癖
いいの いいのよ うれしい苦勞 
 膝で 眠って 下さいな
あたしが この人 ついていなければ

そばで 見てなきゃ 何も出来ず
心の 弱さに コップ酒
いいの いいのよ 惚れたの
だから少し お下がり 頂くわ
あたしが この人 ついていなければ 
 
もろくて 生き方 下手で
童子が 大きく なったまま
いいの いいのよ あしたのことは
着物 賣っても 飮ませるわ
あたしが この人 ついていなければ 

* 高山海岸ハイビスカスの花




 潮來雨情 弦 哲也
 
後を引くのは 判っていても
想い出づくりの 二人旅
これが最後のわがままならば
舟に搖られて 橋めぐり
あやめ咲かせた 潮來の雨は
なんで別れの 雨になる

いつそ醉いたい 呑めない酒に
今夜が着納め 宿浴衣
窓の外では よしきりまでが
つらい二人に 貰い泣き
出島 眞菰の 潮來の雨は
朝に未練の 雨になる
 
無理を言っては いけない人に
無理を通すも 女ゆえ
あやめ濡らした 潮來の雨は
止まぬ淚の 雨になる

潮來あやめ園